太陽と月と花火と

不確かな記憶の中に生きている

僕は出来るだけ長く、出来るだけ温かく、傍にいたいと思った。

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近は、僕と好きな人が出かけると曇ってることが多い。
どちらかが雨男なのか雨女なのかという話をしたけれど、どちらも心当たりがなく化学反応だね、なんて笑った。
どうやら天気を操るふたりになってしまっていたらしい。

 

々、いろんな場面でいまだ不確定な未来を想像することがある。
好きな人のコミュ力が高いおかげでその場面は結構あったりするのだけど、もしこうだったらなんて思って勝手に感慨深くなってることを彼女は知らないと思う。
転がってくコマの先は妄想か現実かを決めてしまうのか、写真を見返してたら映画インセプションを思い出した。今がすでに妄想かもしれないって思うことが多々ある中で、さらにその先の未来は。

 

去は変えられなくても、過去の受け止め方は変えることができるんだなと、聞いてはいたけれど疑っていた。
好きな人が言葉もなしに教えてくれていたことに、ある出来事についてあまり考えなくなっていた今気づいた。僕は出来るだけ長く、出来るだけ温かく、傍にいたいと思った。思っている。

 

きな人が大切にしていること、大事にしていること、それらすべてを理解は出来なくても受け入れたいと思っている。
趣味は多いくせに僕はこだわりがあるものが少ないほうだと思う。中庸でありたいし事を荒立てることが苦手であるのも手伝って、どちらでも構わないっていうのが多いと自覚してる。こっちの方が好きだけどねっていうのはあるけど、別にこだわってるわけじゃないからそっちが採用されなくてもいい、みたいな感じ。
だからってわけでもないかもしれないけど、好きな人がこだわっている瞬間を見ると尊敬の念すら感じてくる。ないものねだりなのかもしれない。こだわりが強ければ強いほど素敵な顔に感じるし、実際その時の集中してる様はすごく絵になっていると思う。

 

る一つの転換期が迫っていて、それに対して彼女は珍しく不安の色を覗かせたけど、大丈夫。
それに対して一人の問題なんてほとんどありはしないと思っているし、もし仮に何かがあったとしても一緒にどうすればいいのかを考えていけばきっと未来は明るいよ。
僕だってただただ浮かれてるわけじゃない。でも出来るだけ長く、出来るだけ温かく、君の傍にいたいと、強く思ってる。願ってる。だから大丈夫。

 

去の受け止め方を、気づかないうちに変えてくれた君には、もうすでに返せないんじゃないかってくらい本当にたくさんのことをもらってる。一生分。

 

いつの間にか居場所になっていて、その中でも大きな居場所を作ってくれた君へ。
嫌な気分の時も君の居場所としてありたい僕から。
いつもありがとう。

言葉よ花束たれと思いながら。